■フマル酸(fumaric acid)とは
フマル酸は生体内に存在する有機酸であり、主にクエン酸回路において、コハク酸 の酸化により生成し、リンゴ酸に変換されてエネルギー産生に関与する。
食品衛生法に基づき指定添加物に指定されており、酸味料、調味料、pH 調整剤、膨 張剤として使用されている。
作用としては、フマル酸は有機酸の殺菌剤である。その作用機構は、非解離の状態で菌体内に取 り込まれ、細胞質で解離することで pH を低下させ、酵素活性の変化による代謝異常や エネルギー欠乏により、菌を死滅させる。
食品衛生法に基づき指定添加物に指定されており、酸味料、調味料、pH 調整剤、膨 張剤として使用されている。
(参考:2018年 環境省資料より抜粋)
・フマル酸 – wikipedia
・フマル酸 – 環境省資料
フマイルは、食品添加物で殺菌剤でもある“フマル酸”を主原料としており、今まで存在しなかった「人体に無害」な除菌・抗菌剤として誕生しました。
過去に食品保存目的や医療目的など多くの利用がされてきたフマル酸ですが、液体化が難しい成分だった為に製品化できておらず、この度、液体化の技術が開発(特許第4127529号、第4324346号)された事で本製品が出来上がりました。
フマイルはノンアルコール製品となりますので、一般的に販売されているアルコール除菌や次亜塩素酸系の除菌剤では、肌が荒れたり、呼吸器などに影響が出る可能性がありましたが、フマイルの場合は、例えば間違って飲んでしまっても、目に入ってしまっても人体には影響はなく安心してお使いいただけます。
また、フマル酸は有機酸ですので、アルコール除菌のように手がカサついたり、かゆみが出たり、かぶれたりというデリケート肌の方でも心配なくお使いいただけます。
コロナ禍の現在では空間噴霧可能な除菌液としても大変有効です。
(人体に有害な成分を含む消毒液の噴霧については、厚労省は薦めていませんが、本品は食品添加物の為、空間噴霧も問題ありません)
フマイルは、フマル酸の持つ強力な殺菌効果でO157やレジオネラ菌・ウイルスなどを除去し、乾燥させることで一時的な抗菌効果をもたらすことができます。
また、本剤は無臭ですが消臭効果もあり、臭いの気になりそうな場所で噴霧を行えば気になる臭いも撃退します。
殺菌例としては、O157は1分、サルモネラ菌は10秒で殺菌できることが試験の結果で出ております。
フマル酸は食品添加物製剤なので、デリケートお肌の赤ちゃんや、誤飲の危険性が考えられるお年寄りにも安全に使用していただくことができます。
例えば哺乳瓶やおしゃぶり、おもちゃといった常に赤ちゃんのそばにあるものは衛生的にしておきたいですよね。
そのような場合は、洗浄後に「シュッ」とひと吹きフマイルをスプレーし乾燥させてください。そうすることで、しばらくの間抗菌作用をもたらすことができます。
手や顔はもちろん、マスクやテーブル・ドアノブ、食器、ソファーなどありとあらゆるものにご使用いただけます。
さらに、ご高齢者がお使いの入れ歯や歯の治療で使う装着具にもお使いいただけます。寝る前に本製品の中に浸けておくだけで様々な菌だけではなく、ヌメリや汚れもとれ毎日衛生的にご使用が可能になります。